『コンテイジョン』…地味一直線のウィルス・パニックムービー

Posted on 22 1月, 2016  in 未分類

物語の中盤の暴動シーンなどでも、サービス精神旺盛な脚本家と監督であれば、薬や食料を巡って殺し合いになったり、鎮圧部隊が暴徒めがけて発砲したり、そんな見せ場を設けるはずだが、本作ではあえてそれをやっていないのです。

例えば、本作の監督があの映像のお祭り男であるマイケル・ベイであったなら、冒頭の第1感染者であるグウィネス・パルトロウの解剖場面なども「さぁ、グウィネスの脳味噌だぞ、たんと堪能しやがれ!」と言わんばかりにそれをモロ出しにしたり、件の暴徒化した民衆にも鎮圧部隊の容赦ない銃撃を浴びせ血のりと肉片があたり一面に乱舞したり等々の見せ場を演出したはずです。

このあたりに東部(正確には東南部だが‥)で教育を受けたNY派であるソダーバーグ監督の真面目気質と、バリバリの西海岸派であるマイケルベイ監督のお祭り気質‥という温度差の違いを感じならないです。

基本ソダーバーグ監督の演出は抑制が効いていてクールなのです。

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